" /> 椿は、油を搾ったあとまで美容だった|椿油粕と昔の日本の洗髪文化 | 美容家ルネ|50代からの美意識
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椿は、油を搾ったあとまで美容だった|椿油粕と昔の日本の洗髪文化

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椿油が髪によい。

これは多くの人が知っている。

では、椿の種から油を搾った後に

残るものはどうしていたのか。

それも美容に使ったらしい。

ここに昔の日本の美容文化の面白さがある。

油は髪を整え、油粕では髪を洗った

椿の種を搾ると椿油が取れる。

髪につければ艶が生まれ、まとまりやすくなる。

一方、搾った後に残る

椿油粕にはサポニンが含まれる。

サポニンには水と油をなじませる性質があり

昔の日本では椿油粕を洗髪にも利用した。

ひとつの椿から、

椿油では、整える。

椿油粕では、洗う。

反対の役割を取り出していた。

私はここが妙に好き。

昔の人は「残り物」と見なさなかった

現代なら、

油を取った後は

副産物と考えてしまいそうになる。

搾った後にも

別の性質が残っているならそれを使う。

「捨てないから偉い」

という環境問題の話だけではなく

素材を見る解像度が高かった。

昔の美容は素朴だったのではなく

かなり理屈に合っている。

現代人は商品を知り、昔の人は素材を知っていた

私たちは美容に詳しい。

成分表も読むし、

新しい美容成分の名前も次々覚える。

ただ、

完成された商品を買うことに慣れすぎて

ひとつの素材をここまで使い切る感覚は薄くなった。

椿油粕を知って、

昔の日本人の美容が少し羨ましくなった。

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― Lune

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