" /> 若い頃は似合わなかったスカーフ。58歳になって、ようやく馴染んだ | 美容家ルネ|50代からの美意識
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若い頃は似合わなかったスカーフ。58歳になって、ようやく馴染んだ

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若い頃、スカーフが苦手だった。

シャネルもエルメスも持っていたけど、

どうも使いこなせない。

巻き方の問題でもなかった。

頑張ってスカーフ使ってます、みたいになる。

なので、出番は少なかった。

今回、旅行に着ていく服を考えていて、

昔のメゾンのジャケットを何着か出した。

インナーも見ていた。

昔だったら、

ジャケットの中には絶対に

袖のあるカットソーを着ていた。

脇汗が気になるから。

ジャケットの裏地に汗がつくのが嫌だった。

特にメゾンのジャケットなんて、

頻繁にクリーニングに出すと生地が傷むし

おうち洗いもできない。

やる事もあるけど。笑

ところが今、

カットソーそのものを新しく買うことすら渋っている。

あるものでいいやん。

そう思ってクローゼットを見ると、

ノースリーブの薄手ニットがあった。

シルク混紡。

しかもジャケットと同じブランド。

これでええよ。

着てみたら、やっぱり合う。

ノースリーブだから腕まわりもすっきりする。

昔なら気になっていた脇汗も、

もうそこまで気にしない。

暑ければジャケットを脱げばいい。

袖を抜いて肩からかけてもいい。

服を守るために、自分が我慢する必要もない。

ただ、ノースリーブだとひんやり寒いかもしれない。

体温調節に何か一枚あればいいな。

そこでスカーフ。

奥から何枚か出してみた。

巻くというより、首に沿って置く。

そしたら。

これが、似合うのよ。

なんだこれ。

若い頃あれだけ苦手だったのに、今は妙に馴染む。

しかも便利。

首元に一枚あるだけで少し暖かい。

ジャケットの襟ぐりに直接肌が触れにくくなるから、

皮脂汚れ防止にもなる。

暑くなったら外せばいい。

ジャケットを脱いでもいい。

スカーフ一枚、ただ首元に置いているだけ。

昔みたいに巻き方を研究する必要もない。

スカーフって、

使いこなすのに年輪いるんだな。



若い頃は、

スカーフそのものが過剰に見えていた。

今は違う。

顔も身体も変わった。

それがちょうどいい。


そこへ、

私自身も服に気を使いすぎなくなった。

高いから大事に着なきゃ。

ブランドのセオリーに則って。

そういうのが、ほぼ抜けた。

年を取って目が肥えたこともある。

自分に何が似合うかも、昔よりわかる。

でも、それ以上に大きいのは、

使い方にビビらなくなったことかもしれない。

シャネルでもエルメスでも、寒ければ巻く。

襟が汚れそうなら挟む。

暑ければ取る。



昔は私が服に合わせにいき、
今は服のほうが、私の生活に入ってきている。

この年になってようやく、

メゾンの服もスカーフも、

自分のものになった気がする。

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