" /> ヴィセのアイシャドウで思い出したコーセーの粉体|美容家の指に残っていた記憶 | 美容家ルネ|50代からの美意識
✧Beauty Philosophy

制服を着ていなくても、肌でコーセーだとわかった

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色物コスメから、10年近く離れていた。

最後にしっかり買ったのはシャネル。

その頃には、

色物への興味も一度気が済んでいた。

あれは、

ショップチャンネルから

オファーが来る少し前だったと思う。

化粧品は充分持っていたし、

定期的に断捨離もしている。

もう新しい色物はいらないと思っていた。

ところが最近、

店頭でヴィセのパレットに触れて

「♡」

となった。

約1,300円。

粉を指で触った瞬間、感動した。

日本製、コーセー。

そこで

「そりゃ、みんなコスメデコルテを好きになるわ」

と納得した。

制服を着ていなくてもわかった

昔、コーセーの美容部員さんは、

制服を着ていなくてもわかった。

仕上がったメイクの肌を見れば

「あ、この人コーセー」

ファンデーションの密着の仕方に特徴があった。

肌表面の見え方も、ほかのメーカーとは少し違う。

今回ヴィセに触れた時、その昔の視覚と触覚がつながった。

コーセーが好きというブランド嗜好とも少し違う。

粉体を見分ける感覚の記憶。

感動したあとで成分表を見た

成分表を見ると、

タルクの次にナイロン-12。

油剤もかなり前に並んでいる。

単に細かい粉というより、

滑りがよく、粉っぽさを感じさせにくい方向。

あの柔らかな指感触も、肌への密着感も納得した。

ただ、全成分表示だけでは

粉の形や処理まではわからない。

私は手触りに感動したあと、成分表を見た。

企業の血筋と粉体様相は別

コーセーとアルビオンには資本関係がある。

エレガンスはアルビオンが展開している。

しかし、

資本関係があるから粉体まで同じとは思わない。

実際、エレガンスの粉体様相は違う。

企業の血筋と、化粧品の設計思想は別。

粉体を知る人が、油剤から肌を目眩ましした

少し話は飛ぶが、

小林照子さんがコーセー出身と知った時、

私の頭に豆電球が灯った。

小林照子さんのブランド、

ミエルボーテの「スキンケアペースト」。

ミツロウを使った丸いバーム状の製品で、

筆をクルクル回して塗布するもの。

私は過去に数回リピートしている。

コーセー出身だからこの処方になった、

と断定するのは飛躍。

でも、粉体を知る人が

あえて油剤側から肌を目眩ましした。

そう考えると、

スキンケアペーストを作った

小林照子さんの頭の中が理解できた。

私は約10年、色物コスメから離れていたが

約1,300円のヴィセに触れたとき

指が、昔見たコーセーの肌を思い出した。

― Lune

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