変わらない美しさ。
変わる美しさ。
その両方に価値がある。
変わることを恐れず、
変わらない軸を持つ。
そんな思いで、
私は50歳から自分と向き合っている。
若い頃と同じテクニックでは、
もう望んだ完成形には届かない。
肌は変わり
骨格の見え方も変わり
光の集まり方も変わる。
その変化から目をそらさず、
その日の自分と対峙している。
メイクは、毎回小さな実験。
鏡の前で考え、試し、修正し
今の自分にいちばん似合う着地点を探していく。
変わる自分を受け入れることと
変わらない美意識を持ち続けること。
その両方があって初めて
成熟した潔さは育っていくのだと思う。
50代からのメイクは、
技術だけでは完成しない。
必要なのは、
今の自分を見誤らない洞察と
その変化に合わせて選び直す判断力。
― きょうは、自分を正確に見ることを選ぶ ―
