" /> 美容情報に流されないために|「軽い消費者」にしたくない理由 | 美容家ルネ|50代からの美意識
✧Beauty Philosophy

読者を「軽い消費者」にしたくない|美容家として手渡したいもの

✧Beauty Philosophy

美容家の役割は、

新しい化粧品を次々に紹介することだと思われている。

けれど私は、

読者を買い続ける人にしたくない。

手渡したいのは商品名ではなく、

自分に必要なものを自分で見極める力。

美容情報が溢れる今だからこそ、

薦める側にも「買わせない」という

誠実さが必要だと思っている。

美容の世界では、

寄り添う言葉とともに新しい化粧品を薦めることが

親切だと考えられている。

けど私は、

読者を次々と新商品へ向かわせるために

書いているのではない。

昨日買ったものがまだ残っているのに、

今日また別の「正解」を欲しくなる。

その繰り返しは、

美しくなる行為というより、

判断を手放す習慣に近い。

だから私は、

ときに冷たく見えるほど

買わなくていいものは不要と言う。

似合わないものまで褒めない。

流行しているという理由だけで薦めない。

読者を甘やかしたくないのではなく

情報に踊らされず、

自分のお金と時間を

自分の意思で使える人でいてほしいから。

美容は、消費を加速させる装置ではない。

本来は、

自分に何が必要で、

何が不要かを見極める訓練でもある。

私が手渡したいのは、商品名の一覧ではない。

誰かのおすすめがなくても選べる

自分自身の審美眼。

― きょうは、誰かのおすすめではなく、自分の審美眼を選ぶ ―

タイトルとURLをコピーしました