" /> 百貨店へ部屋着で行った日|50代で手に入れた心地よさの話 | 美容家ルネ|50代からの美意識
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百貨店へ部屋着で行った日|50代で手に入れた心地よさの話

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サングラスにはチカラがある。

昨日それを改めて思った。

部屋着のTシャツは、紺地に黄色の大きな「FBI」。

アメリカ輸入品で、

本当にFBI職員が着ていそうな雰囲気がある。

このTシャツは、かなり気に入っている。

自宅警備員の私らしい。

昨日は近所へ

食品を買いに行くだけの予定だった。

素顔にリップだけ。

デニム。

髪も整えず無防備なまま。

ところが夫が突然、
百貨店へ行こうと言い出した。

結果として私は、

FBIのまま百貨店を歩くことになった。

化粧品売場の前を通り、

ブランドショップの前を通り、

ショーウィンドウに映った自分を見る。

胸元には大きなFBI。

なかなかの迫力だった。

若い頃の私は、
百貨店へ行くなら

それなりに整えて出かけていた。

服も髪も気になった。

どこかで「見られる側」に立っていたのだと思う。

けど、最近は少し変わった。

もちろん清潔感は大切にする。

ただ以前ほど、
人からどう見られるかに

神経を使わなくなった。

その代わりに増えたのは、
自分が心地よいかどうかという基準。

年齢を重ねると、
誰かの視線のために整えるより、
自分の機嫌のための装いが増えていく。

昨日の私は間違いなく手抜きだった。

けど、不思議と気分は軽かった。

サングラスの奥で、
自由を楽しんでいた気がする。

アナ・ウィンターが

サングラスを愛する理由は知らないが

昨日は少しだけ理解できた気がする。

顔を隠すためではなく、

世界との距離感を

自分で決めるためなのかもしれない。

私が昨日、
部屋着のTシャツで百貨店を歩いて

思ったのは、

人は案外ちゃんとしていない日ほど

自由なのかもしれない、

ということ。

胸元にFBI。

肩にはCHANEL。

髪はほぼ放置。

それでも顔だけは まあまあメンテしてる人。

これは、いったい何者なのだろう。

—— きょうは、自分の心地よさを選ぶ。——

美容クリニック帰り 地下街の大阪おばちゃんに救われた昼

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軽さより深さ、量より質へ|50代から始めた静かな手放し

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