肩書きは美容家。
ただ、
もう5年ほど美容の仕事で外には出ていない。
今の私にとって美容家は、
活動内容というより肩書きに近い。
たぶん見た目から予想される人物像がある。
華やかな場所が好きそうとか、
美容関係者と集まって情報交換してそうとか。
そこ、まったく興味ない。
なんで? 美容家なら自己判断やろ?
家では、
なんJを見ながら阪神の二軍成績まで見に行っている。
気がつけば私のポッドキャストは、
ときどき阪神タイガース応援チャンネルのようになっている。
誰とも喋らず、
それでかなり機嫌よく暮らしている。
私はこれを「チー牛状態」と呼んでいる。
チーズ牛丼を毎日食べているわけではない。
人前に出れば普通に動ける。
ショップチャンネルでは生放送もやっていたし、
必要なら知らない人とも喋る。
でも、
素の状態では社会との馴染みが薄い。
この「惜しい感じ」がチー牛条件だと思っている。
美容家だからといって
華やかな暮らしをしているわけでもない。
昔、浅野さんに言われたことがある。
「見た目から予想して話しかけたら、全部外れる人」
たぶん私は、
外見から推測される社会的人格と
実際に住んでいる内面の文化圏がまったく一致していない。
美容の話を振ったらもちろん答える。
でも、
阪神選手の年俸や出身校などを振られたほうが
急に口数が増える可能性がある。
もし、
CHANELのジャケットを着ていても
中身までCHANELとは限らない。
中身 なんJかもしれない。
そして家では今日も誰とも喋らず、
PCで なんJを眺めながら機嫌よく過ごしている。
美容家、家ではだいたいチー牛状態である。
