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The Ritz London のホテルラウンジで起きたこと|成熟世代が知るラグジュアリーの対話

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The Ritz London の
ホテルラウンジで起きた、

小さな出来事から見えた
成熟世代の
ラグジュアリーと対話。

リッツロンドンで、
メニューにない「イチゴの大盛」が
運ばれてきたとき。

目の前に置かれたお皿は
想像していたよりも大きく、
赤がピカっと光っていた。

ナイフは入れず、
フォークでカジュアルに口へ運ぶと
常温だった。

甘さと青さが立ち
飾らない香りが広がる。

私が受け取ったのは、
単なるフルーツの一皿ではなかった。

そこにあったのは、
私の状況を察し
最適な距離感で
「ジャパン・フェスティバル!」と
微笑んで見せた
一人の英国紳士との
知性の交流だった。

ラグジュアリーとは、
提示された選択肢の中から
一番高いものを

選ぶことではない。

値段で主張する場所は
だいたい対話がない。

マニュアルの
さらに裏側にある
「言葉にならない対話」を
どれだけ楽しめるかだと思う。

言葉を持たない美は
誰かに消費されて終わる。

けども、
そこに「対話」という

思考があれば、
その経験は
固有の財産になる。

一流の場所で
空間と、

人と、
どう言葉を交わすか。

説明しすぎない美学を持ちながら
伝えるべき意志は
持っておく。

成熟世代の美意識は、
受け身の贅沢を卒業し
自ら文脈を作る側に
回ることなのかもしれない。

あの夜の
イチゴの瑞々しさと
交わした笑顔。

その
「裏側の対話」を
積み重ねること。

これが、
私のロンドンの歩き方。

—— きょうは ラグジュアリーの裏側にある対話を選ぶ。——

The Ritz London パームコートでイチゴを頼んだ夜

Lounge & Travel Notes|ラウンジと旅の観察録

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