5月のゴールデンウィーク、
ムスメが帰省した。
ベランダの
植物を眺めながら話した。
ハーブの香り
樹木の成長
以前なら通り過ぎていたものに
立ち止まって驚いていた。
会話は短かった。
でも私は、
時間はちゃんと人を育てるんだ、と感じた。
ムスメも成長した。
植物はこれから10月まで
毎日の水やりが欠かせず
少し気が重い。
けど、
子供はもう育った。
動物さんとの別れは、
もう私には耐えられない。
だから私は、
植物を育てる。
手をかければ応えてくれる。
けど、いつか必ず訪れる別れを
怯えながら待つ必要はない。
人生の後半には、
育てる相手にも選択がある。
—— きょうは、育て続けられるものを選ぶ。——
