人との距離感や、
恋愛における感情の揺れは、
年齢を重ねるほど見えるようになる。
若い頃には気づけなかった違和感も、
今なら、判断ではなく景色として受け取れる。
これは、
今だから見えるひとつの記録。
ある人の恋愛模様を
私は少しだけ知っている。
同世代で、愛情深い人。
その深さゆえに、
依存が混ざりやすいところもある。
ここに関して、
彼女は無自覚。
待つこと、耐えることを
美徳だと思っている。
「私が我慢すれば…」
その位置に、すっと入ってしまう。
けど実際は、
状況を変える勇気が
まだ出ていないだけなのかもしれない。
恋愛が
感情の拠り所になっている人は、
関係が揺れると、
生活全体も揺れやすい。
この景色は、
以前の私なら
きっと見過ごしていた。
人はそれぞれの場所で揺れる。
恋愛は、人生の一部。
自分軸が先で、関係は後。
― きょうは 私の静けさを選ぶ。―
