" /> 人生後半に現れる、野生と回収の感覚 | 美容家ルネ|50代からの美意識
✧Beauty Philosophy

人生後半に現れる、野生と回収の感覚

✧Beauty Philosophy

年齢を重ねるほど、
「これが何の役に立つのか」
「今やる意味があるのか」
そんな問いを、自分に向ける機会が増えていく。

けれど、人生の中には
説明できないまま、なぜか信じてしまう感覚が残ることがある。

それは衝動でも無計画でもなく、
自分の内側に向いた思考の働きなのかもしれない。


人が野生だと感じられる瞬間は、
勢いよく前に出る時ではなく、

まだ意味の見えないものを
静かに信じる時にある。

それが何に使われるのか、
いつ役に立つのか、
説明できなくても、

「これは消費ではない」と
身体のどこかが
知っている感覚。

私は2020年から
何の役にも立たない時間を
五年過ごした。

でも、
あれは消費ではなかった。

何に使うかは分からないまま、
「これは先に必要だから」と、

思考より先に
言葉が立ち上がる。

大人になるにつれ
その感覚は内側に引っ込み、

判断基準は
外側へと寄っていく。

けど、その感覚は
消えたわけではない。

多くの場合
ただ眠っているだけ。

自分を解放した状態でいると
かつて感知していたものが、

いまの判断や選択と
静かにつながり始める。

やはりアレは
必要だった、と

あとから
確認するような時間。

出来事の瞬間に
立ち上がる思考を

もう一度
信じ直すこと。

その姿勢の中に、
人の野生味は
宿っている気がしている。

——
正解を降りた女。
美容の先で、美を生き直す人。
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