50代の美意識、
静かな楽しさと暮らしの変化を考える。
50代になると
楽しさの基準は変化していく。
外出や社交ではなく
ひとりで過ごす時間に
深い充足を感じるようになる。
それは衰えではなく
自分の軸に戻ることで生まれる
純度の高い楽しさ。
朝の光。
紅茶の湯気。
ひとりの部屋。
その中で
自分の核に戻っていく時間がある。
以前は、
プロダクト考案
完成
生放送
反響
販売個数
が楽しさの基準だった。
予定を埋め
人と会い
外へ向かって動き続けること。
それを
充実と呼んでいた。
けども今は違う。
人混み。
社交のための社交。
意味を持たない会話。
消費のための娯楽。
想像するだけで疲れてきた。
それらはもう
エネルギーを削るだけ。
だから、
外に楽しさを求めなくなった。
削らない場所に身を置く。
削らない選択を重ねる。
世界が外へ拡散せず
内側へ澄んでいくとき
そこにあるのは
孤独ではなく
純度の高い充足。
朝の光の中で
紅茶の湯気を見ているだけで
充ちている。
今の私にとっての楽しさは、
内奥へ戻ること
それ自体にある。
—— きょうは 削らない時間を選ぶ。 ——

