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破天荒と成熟のあいだ|中村うさぎさんへの賛美

✧Beauty Philosophy

夜になると、
人は「強さ」よりも、
「真実」に惹かれる。

破天荒という言葉で
片づけられてきた
中村うさぎさんの生き方は、

実はずっと、
成熟へと向かう
思考の軌跡だったのではないか。

過剰さも、
矛盾も、
失敗も。

それらすべてを
引き受けた先にしか
辿り着けない境地がある。

この記事では、
破天荒と成熟のあいだに立つ
その佇まいに、

50代の今だからこそ
感じ取れる賛美を、
静かに捧げたい。

30代の頃、
私は中村うさぎさんを夢中で読んでいた。

破天荒で、痛快で、
どこか孤独で、
その魅力は圧倒的だった。

彼女の言葉は、
“女であること”の境界線を
軽やかに飛び越えていた。

美容医療に抵抗がなかったのも、
彼女の影響。

「整形もお買い物中毒も、
欲望のままでいいじゃん」

そんな潔さに、
私は何度も救われていた。

そして今、
彼女は難病を患い、
心肺停止を経験し、
車椅子での生活を送っている。

オムツをつけていることを
自虐的に語りながら、
恋愛の話をする。
──笑ってしまうほど、正直。

「都落ち」と笑いながら、
地方暮らしを楽しんでいる。

なんて、
可愛らしくて、
強い人だろう。

美しさとは、
整えることだけじゃない。

“壊れても語れること”がある人は、
とびきり美しい。

私も、50代になって、
美容を見直した。

ネイルも、
まつエクも、
点滴も、やめた。

でも、
整える美は続いている。

香り、
白髪、
食。

それらを、
静かに整えている。

中村うさぎさんは、
今も私の憧れ。

破天荒と成熟のあいだで、
語り続ける人。

その姿に、
今日も「ありがとう」を
贈りたい。

この美意識の軸となる人物像については、こちらにまとめています。
▶ 美容家ルネとは|50代からの美意識を導く美容家

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