白い霧のような光がリビングに差し込む朝。
長い微睡から覚めたとき、何の匂いもしない“無臭の食卓”がうれしい。
食事のタイミング以外、我が家のテーブルには何ひとつ置かない。
その静けさこそ、50代の心にとっていちばんのご褒美なのだと思う。
傍らでは、加湿器の白い水蒸気がふわりと立ちのぼるだけ。
音のない“上質な余白”が、朝の空間を満たしていく。
ゆっくりと窓を開けて風を迎え入れ、今日という日のリズムを整える。
予定のない朝は、贅沢そのもの。
白とゴールドで簡素に整えた空間が、
私をいつも“中心”に戻してくれる。

