年齢を重ねるほど、
人との距離感に悩む場面が増えていく。
近づきすぎず、
冷たくもならない。
その微妙な判断に、
品格が現れることがある。
この文章では、
「浅野さん的品格」という視点から
大人の距離感と
静かな判断について考えてみたい。
過去にお世話になった、
ある人のことを思い出して記事を書いた。
「浅野さん」という賢者。
彼との距離感、
記憶をたどりながら
書き進めていくうちに、
ひとつの概念が
立ち上がってきた。
「浅野さん的品格」
それは、
何か特別な
肩書きや教養の
話ではない。
相手の領域に、
無断で踏み込まないこと。
分かっても、
あえて言わないという
選択ができること。
近づけるからこそ、
距離を保つという判断をすること。
正しさよりも、
沈黙を優先できること。
もし、皆がこれを
持ちあわせていたら、
世界はきっと、
今よりずっと
平和だろうと思う。
品格は、才能ではない。
辿り着いた人だけが、
自然に身につけていく
「段階」なのだと思う。

