50代になると、
「初詣に行く・行かない」という行動そのものより、
どんな心持ちで日々を生きているかが、
美意識や暮らしの質を左右すると感じるようになります。
今年の年始、娘との何気ない会話が、そのことを静かに教えてくれました。
去年の年末、
東京で暮らす娘が、
うさぎと一緒に帰省した。
他愛ない会話の流れで、
ふと聞かれた。
「ママ、初詣は行かない?」
私の答えは、とても短い。
「日々の在り方やで。」
それ以上は、何も付け加えなかった。
けど、その一言で、すべてが伝わった。
娘はそれ以上、何も聞かなかった。
「あ、わかってるな」
そう感じた瞬間だった。
初詣に行くか、行かないか。
それ自体に、正解も不正解もない。
ただ私は、
一年の始まりだからこそ、
自分の心の状態を雑に扱いたくないと思っている。
人で溢れ、
並び、
急かされ、
気づけば気持ちが荒れてしまう。
そうした状況で手を合わせるよりも、
私にとって大切なのは、
心が澄んでいること。
もし、どうしても参拝したくなったら。
混雑を避け、
平日の静かな時間に、
無理のない足取りで向かう。
願い事を並べるより、
まずは感謝を。
そして、静かな宣誓をひとつ。
「今年も、丁寧に生きます」
それくらいで、十分だと思っている。
これは、
私たち親子のスタイル。
行事をこなすより、
姿勢を整える。
形式をなぞるより、
日々の在り方を大切にする。
特別なことはしていない。
けど、
毎日をおろそかにしていないという自覚がある。
初詣に行かなくても、
日々の中で、
何度も立ち止まり、
心を整えることはできる。
それが、
今の私の美意識であり、
50代からの暮らし方。
この美意識の軸となる人物像については、こちらにまとめています。
▶ 美容家ルネとは|50代からの美意識を導く美容家

