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50代の唇は「足さない」。輪郭だけ整えるという選択

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50代になり、
唇へのアプローチを工夫せずにいられなくなった。

定期的なヒアルロン酸注入は嫌いじゃない。
けど、吸収は早く、
そのたびに残るのは少しのがっかり感。

私が40代前半だった頃、
少し年上のお姉さまたちが選んでいたのは
唇のアートメイクだった。

これも一度は考えたけど、
理想の色に出会える確信が持てない。

そこで立ち返ったのが、
リップメイクで整えるという、ごく当たり前の方法。

試行錯誤の末、

落ち着いたのはとても単純なやり方だった。

・リップペンシル、または落ちにくい口紅で
 唇をやや大きめに縁取る
・ただし、口角は無視
・上下の唇だけを、ふわっとつぶすように描く

これだけ。

不思議なことに、
それだけで唇はふっくらと立ち上がり、
顔全体が生き生きして見える。

「こんな簡単なことだった?」
と、思わず可笑しくなるほど。

ぼかす塩梅は、きっちりでなくていい。
その日の気分で、ご自由に。

唇の中央には、
ほぼ無色に近いリップクリームを軽く。
ここもTPO次第で、足しても引いてもいい。

足さなくても、
描きすぎなくても、
整えるだけで、印象は変わる。

50代の唇には、
そんな静かな選択が、ちょうどいい。

― Lune

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