洋服を買わない。
それは
私が自分と交わした約束で
まもなく2年になる。
買うのは
肌着とカットソーだけ。
それでも
昔のジャケットもスカートも
違和感なくフィットする。
むしろ若い頃より
着こなしに
こなれ感が出る。
アレンジにも
“整える美”がある。
けれど
2年も買っていないのに
まだ飽和していることに気づき
静かに反省した。
わかったこともある。
健康に気を配っていると
結局
安上がりだということ。
体型も
肌も
髪も
整っていれば
服は
“足すもの”ではなく
“映すもの”になる。

風の噂で聞いた。
棺も
特大サイズだと
割り増し料金が加算されるらしい。
それが
可笑しかった。
整えることは
生きるサイズの
コントロールなのかもしれない。
