" /> 南部鉄の茶瓶と、譲り受けた暮らしの静域|50代からの上質で清貧な日常 | 美容家ルネ|50代からの美意識
✧Elegant Minimalism

南部鉄の茶瓶と、譲り受けた暮らしの静域|50代からの上質で清貧な日常

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南部鉄の茶瓶が
わが家にあります。

新品ではなく
義母の時間を通ってきたもの。

手に取ると
使い込まれた重みと
静かな艶が伝わってくる。


50代になって
新しいものより
譲り受けたものに
心が向くようになりました。

節約でも懐古でもなく
時間を尊重する感覚。


南部鉄で湯を沸かすと
音が違う。


急がず
主張せず
一定のリズムで
静かに沸いていく。

その間
何も足さず
ただ待つ。


譲り受けた道具には
最初から
その静かな時間が
備わっている。

余計なものを足さず
すでにある価値を
丁寧に使う。


50代の暮らしは
足し算ではなく
引き算の先にある豊かさ。

南部鉄の茶瓶は
そのことを
毎朝
静かに教えてくれる。

― Lune

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